7世代構築の特徴と組み方
構築の種類
対面構築
基本選出は、襷+メガ+Zミミッキュ又は、Z+メガ+襷ミミッキュ。
これに裏メガ+崩し+補完枠が入る。
対面構築はメガポケモンが軸となる為、選出率はほぼ100%。
対面構築の特徴は、命中不安を採用してもいいので、いかに相手を崩すかを意識する。命中不安の欠点は、対戦数で補える(確率の収束)且つ、当たれば一撃で仕留められる場合が多いのであまり気にならない。
対面構築は、裏に通りのいい技を選択するようにプレイする(サイクルのように、安定行動だけで勝つ事は難しい)。
サイクル
メガ+鋼+水+地面+崩し+ストッパー兼ゲッコウガ対策枠(スカーフ枠・ミミッキュ・ポリ2・ラッキー・カビゴン)で構成されている事が多い。
受け+受け+攻め・攻め+受け(クッション)+攻め・受け+受け+受け・攻め+攻め+攻めなど柔軟な選出が可能。Z技があるので、受け切る事が難しい環境な為、受けと攻めのスイッチが出来るものが多い。
ゲコに強い攻め+ミミに強い受け(クッションの物理受けや鋼タイプなど)+鋼を崩せる攻めで選出した時が、一番強いように思う。
サイクル構築はメガポケモンが補完になる場合が多い。
サイクル構築の特徴は、命中不安をあまり採用せず、出来る限り安定行動だけで勝つ事を目指す。相手の型をケアしやすい所や、初手出し負けても勝敗に直結しにくいのは、サイクルの強み。
欠点は、読まれやすい所と交代戦を繰り返す為、被弾回数が多く運負けしやすい所(レヒレを入れると状態異常の追加効果では、運負けしにくくなる)。
崩しが少ない環境では、サイクルが強いので、環境によって対面とサイクルを使い分けたい。
1500〜2000までは試合時間が短い対面構築を使って、2000からはサイクル構築を使って安定して勝つ事がいいように思う。
ギミック
対策をしていない構築には、一方的に勝てるのでレートを上げやすい。
しかし7世代は、バトンやオニゴーリのストッパーになる呪いミミッキュや、バトンしたポケモンやオニゴーリを流せる吹き飛ばしカバルドンや、悪戯心が効かず起点作りのポケモンに強い激流の挑発or身代わりゲッコウガなど、ギミック構築のきつい相手が多く動きにくい環境である。たまに見る滅びの歌や黒い霧持ちもきつい。
構築の組み方
7世代の環境は、ミミ(コケコ)に強いカバ(ランド)、カバ(ランド)に強いゲコ(レヒレ)、ゲコ(レヒレ)に強いミミ(コケコ)の三竦みとなっている。
こちらの2つのキャラランクを見て頂ければ分かるように、Sランクが最強なのでその中で三竦みとなっている。メガポケモンは確かに強いが、Z持ちや受けポケに打ち負ける事を考えると、Sランクの三竦みには入らない。
✔構築を組む上で意識したい並び
、、、()
+鋼(・)+炎受け(・)
+鋼(・・・・)+地面(・)
++メガ(・・・・・・)
++メガ(・・・・)
✔サイクル構築を組む上で意識して対策したいポケモン
7世代も環境が定まってきて、ある程度強い並びは決まっています。
しかし、Z技があり個々のポケモンの型は多様化しているのが7世代の難しい要素です。
今の環境で全てのポケモン・全ての構築に勝つのは不可能ですが、メジャーな並びの処理ルートを確保すれば大丈夫です。逆にメジャーでない並びは切ってもレートは上がるはずです。